事前に準備する書類
車検を受ける当日までに用意しておきたい書類です。
愛車の車検時に提出しなければならない書類は複数ありますが、大別すると当日 までに準備可能な書類と、車検場で当日手に入れる書類があります。 当日までに揃えられる方の書類は、ぎりぎり前日に捜すと仮に見つからなかった 場合に計画が大幅に狂ってしまうので、余裕をもって数日前までには所在を確認 していつでも提出できるようにしておくことが望ましいでしょう。 準備可能な書類で最も大切なのはなにか、誰でもすぐに思い浮かべることができる とは思いますがそれは車検証です。 車検を受けると意識した瞬間からこの書類のことが頭から離れなくなるほど、 2年あるいは3年おきにやってくる車検と密接な関係にあるアイテムですので、 これを忘れて車検場へ自動車を向かわせる人はまずいないでしょう。 車検代行業者の方でも初めてユーザー車検に挑戦する学生でも、これをうっかり 忘れていたなんて失敗をすることはないほど重要な存在ですので、わざわざここで 取り上げる必要もないとは思いますがスルーするわけにもいきませんし先頭バッター として登場させたのですが、これを読んで「なるほど、車検証がいるんだな」 と思った人はほぼ皆無であることはこちらも承知の上です。 自家用車にはハンドルとブレーキが付いているように、車検には車検証が付き物 なのは免許を取得した方なら全員分かっていることでしょう。 今現在教習所に通っていて細かなルールはまだうろ覚え、車検に関する知識は 皆無だよといった10代の若者ならまだ吸収していないかもしれませんが、教習所 を卒業して免許証をゲットした人なら知っていなければならない事項です。 男性だろうが女性だろうが、またペーパードライバーであっても知らないと言う ことは許されないでしょう。 性別だけでなく年齢も問わず、自分で愛車の整備ができない人でも、愛車を所有 したことがない人でもこれ位は知っていて当然なのです。 ですがまあ忘れていたからと言って困ることはそうありません。 なにしろこの書類はダッシュボードの中に収納されているので、探さなくても 保管場所ははっきりとわかっているからです。 100%に近いほぼ全ての車が、車検証はダッシュボードの中にしまってあります。 これは疑いようのない事実で、自分の車ではない他人の、初めて乗る自動車でも 車検証を発見するのはとても容易いことなのです。 この車のオーナーの性格から考えて、などと推理する必要は無く、ダッシュボードを パカッと開けばたいていの車は車検証がそこにあるはずです。 そこに収納しなければならない法律があるわけでもないのですが、車検証はほぼ 確実にここにしまわれるので、車検場に持参する行動を忘れていても勝手に車に ついてくる、だから困ることは滅多にありません。 そして車検が終わったら再びダッシュボードに納められて、2年後の次の車検 まではそこで誰にも触れられることなくおとなしくしているのです。 事故を起こして修理したり、どこかが故障して整備工場やディラーに修理に出す ことがあれば取り出されることになりますが、整備が完了したらまた定位置に 戻されますから必要な時に探す手間はほとんどいりません。 とはいってもあんまり信頼しすぎてもよくありませんので、念のため車検の前に 確認することは一応しておきましょう。 ひょっとしたらなんらかの理由で取り出してコピーした、なんてことがあったかも しれませんしその時に戻し忘れているかもしれないからです。 確実に100%そこにあるとは誰にも断言はできないですし、まんがいち無かった 場合はとてもやっかいなことになるので、事前に確認することを怠っては いけません。 もしも発見できなかった場合は運輸局で再発行してもらいましょう。