車検に必要となる書類

自動車税納税証明書

毎年春に納付する重量税に関する書類も必要になります。

自動車の所有者には毎年4月を過ぎた頃に、重量税を納めましょうというお手紙が 配達されるのはカーのオーナーならご存知でしょう。 この税金は4月1日の時点での自動車のオーナーに課せられるもので、もしも 4月2日から自分の名義になったのなら納税の通知はこないので少しお得な気分 になれますが、その経験をした人はあまりいなさそうです。 ピンポイントで狙わないとそうはうまくいきませんし、手続きが面倒なので4月 2日に名義変更することは一般的にはないことだからです。 納付する金額ですが自動車によって違いますので、詳しくは通知された書面を 確認してもらうのが確実でしょう。 そこにはいついつまでに納めて下さいとも記載されていますので、期日に間に合う ように納付してハンコを押してもらい、それが納税証明書となります。 期日を少しだけ過ぎてしまったとしても申し訳なさそうな顔をして納付すれば なんとかなりますが、けっこう過ぎてしまったのなら遅延金が発生するので、 通知がきたら素早く振りこむなりしてさっさと片付けてしまいましょう。 納税が済んだらその用紙を大切に保管しておきます。 「ふう、毎年春の恒例行事が終了した、めでたしめでたし」と気が抜けてしまい、 せっかくハンコをもらったのにその用紙をゴミ箱に投げ入れてしまったり、丸めて コンビニエンスストアの入り口にあるダストボックスにポイしてしまいそうに なるかもしれませんが、お買い物をしたときに受け取る領収書とはわけが違う ので絶対に失くしてはいけません。 車検を受けるのに必要な書類ですから、その時期がくるまで車の中に保管して おくか、自宅の安全な場所に隠しておくようにしましょう。 自宅ならタンスの中でもいいし、誰にも見つからない場所がお望みなら天井裏に でもそっと置いておくのも妙案でしょう。 天井裏には来訪者もありませんしなんにもないしまるで空気のように誰にも悟られず じっと時を待ってくれるはずです。 自動車に保管するのなら車検証と同じ場所、ダッシュボードの中にしまっておく と探す時に楽チンなのでなかなかお勧めです。 よほどの水害で愛車が水没してしまわない限り、汚れたり破損する心配もないので 片付けが苦手な人でも安心確実でしょう。 もしもなくしてしまったのなら再発行の手続きを車検に間に合うように行って、 車検切れにならないように頑張ってください。 また納税していない場合もそのままでは車検に合格するなど夢のまた夢なので、 速やかに金融機関などで振込みを実行して下さい。 他の書類が揃っていても自動車税の支払いが完了したと証明できなければ、車検場 で新たな車検証を交付されることはまずありません。 初めての自家用車、初めての車検時にはちょっと慌ててしまうかもしれませんが、 2回目以降ならこの書類の扱いも理解できてくるでしょうからそんなに難しい ものではありません。 ディーラーや整備工場に車検代行してもらうのなら、ダッシュボードの中に車検証 と一緒に保管しておけばあとはお任せしてしまっても問題ないでしょう。 「車検証に挟んでありますからお願いね」と言っておけば伝わりますし、こちら から言わなくても「自動車税のアレはダッシュボードの中ですか?」と聞かれる かもしれなく、もしも聞かれなかったとしたらそこのある前提で進めるつもりだと いうことだと思われます。 常連さんなら勝手も分かっているので、いちいち確認せずとも忘れずに準備して いるはずだ、毎年ダッシュボードに入れてあるから今年もだろう、と黙っていても 解釈してくれるのでしょう。 初めての車検に見受けられる若者だと丁寧に確認されるかもしれませんが、ベテラン ドライバーなら抜かりはないのです。