車検に必要となる書類

当日入手する書類

事前に揃えられない書類もありますが代行依頼するのなら不要です。

あらかじめ必要な書類を準備して車検場に到着したら提出する、これがスムーズ に検査を終えるコツになりますが、車検場でしか手に入らない書類もいくつかあり それらは当日検査を受ける直前にゲットすることになります。 自分で持ち込んでユーザー車検を受けるのならこれらの書類も把握しておかなければ なりませんが、ディーラーや整備工場に代行依頼するのであればこちらの書類は 自動車オーナーが用意しなくても大丈夫です。 というか無理なので持ち込んでくれる人に集めてもらうしかないのです。 当日の手続きや検査に使われるものなので、車の所有者が準備する理由もなく、 現場へ足を運ばれる方が当日手に入れることになります。 まずは検査の結果を記入する自動車検査票で、これには様々な検査項目の結果を 書き記すための用紙なので、車検場で手に入れるのも納得でしょう。 ブレーキはしっかり作動するか、ヘッドライトは操作した通りに点灯するか、 エンジンはかかるか、タイヤの溝は充分に残っているか、ワイパーは付いているか、 といった検査を受けるのですが、その結果は残らずこの用紙に記入されます。 もしも不合格でバツ印が書き込まれたら、そこを整備しなおさなければ車検には 通らないのでけっこう重要な書類となるでしょう。 全ての項目に合格することが最低条件なので、ユーザー車検にせよ整備工場経由 にせよ、事前にきちんとメンテナンスをして自動車の調子を整えておくことも 2年に1回のこのイベントでは重要となります。 通らなかった項目があったら急いで整備してもう一度検査を受けるのですが、 車検場の近くの整備工場はやや割高ということも覚えておきましょう。 すぐに修理して欲しい、調整して欲しいという依頼が多いこともあり、またそれ 以外の客は滅多にいないのでそうなってしまうのも仕方の無いことかもしれま せんが、ならばあらかじめ念入りに町の整備工場で見てもらったほうが安く済ませ られるということも忘れてはなりません。 ユーザー車検ではできるだけ安く通そうとする人が多く、たいして整備せずに 検査場に持ち込まれる自動車ばかりだという話ですが、もしも不合格になったら 結局はそれなりの出費となるので、あまりケチケチするのはよくありません。 当日の検査料などの支払い方法ですが、基本的に現金は受け付けていません。 全てが印紙での納付となるので、これも車検場で購入することになります。 印紙を買うのには現金を使いますが、手続きにに関する費用は印紙による納付 で全て行いますから、お財布を取り出す場面はそう多くはなさそうです。 自動販売機で缶コーヒーやエナジードリンクを買いたければ財布から小銭を 数枚抜き取って投入するでしょうが、それ以外は印紙の購入くらいしか現金は 使用されません、車検場では。 印紙の扱い方は窓口で教えてくれるでしょうし詳しい知識がなくても大丈夫、 印紙をあまり使ったことのない方でも指示に従っておけば滞りなく手続きは進む のであまる難しく考えなくてもよいでしょう。 あとはオニューの車検証を申請する用紙も当日手に入れます。 継続検査申請書で、この申請書とオールクリアした自動車検査票がないことには 欲しいものを掴み取ることはできません。 マークシート形式のこの書類に必要事項を記入して提出するのですが、筆記用具 は持参しなくても大丈夫なので安心してください。 「しまった、鉛筆忘れた!」と自宅にとりに戻ったり、スマホで文房具店を急いで 検索して向かわなくても、それくらいは車検場で借りられます。 これらが事前には準備できない書類で車検当日に現地で入手するものとなるので、 勘違いして前日までにみつからないと慌てふためかないようにしましょう。 初心者にはありがちなことですから良く注意して下さい。